糖尿病は若い時から危ない

私は大学を出てから、すぐに都内市ヶ谷にある出版社の編集部に入社しました。取材などを続けていて数年のある夏、午後になると急に眠気に襲われるようになり、九段下からの帰社さえできない状況でした。その日はとても暑かったので、靖国通りの照り返しも強烈で、暑さにやられたのだと思い、近くのドトールに避難しました。当時の喫茶店は大抵冷房がとても強く、それにあたりながらアイスコーヒーを飲んでしのぎ、落ち着いて外にでる。。。しかしダメです、すぐ次のドトールにまた入り、結局たった1キロあるくのに三回もカフェに入ってしまいました。
そんな日々がその夏続いたのです。しかし問題は秋になっても、その状況が続いたことでした。
おかしいと思い病院に行きますと、糖尿病予備軍だと言われました。
え?糖尿病になりかかっている???当時の私は25歳です。もはや糖尿病?午後の眠気は夏バテでも疲労でもなく、血糖値が昼食後下がらない状態だったのです。

思い当たることはありました。私は体力があったので、夜、高島平にあった印刷工場に行って、トラブルがあった場合の対応などを良くしていました。夜に市ヶ谷を出て、護国寺にあった製版会社からフィルム(当時はまだ製版や刷版という作業が印刷には必要でした)を引き取り高島平にタクシーで行き、徹夜で進行管理する。。。と言ってもその間にはたくさんのアイドルタイムがあるので、居酒屋で待機というのが普通でしたね。また会社からはその激務ゆえ、昼の出社は免除される場合もあり、私は当時そういう場合は飯田橋にあるフランス語学校に通っていたので、その学校仲間と昼からジョッキを飲んでいたりしながらリラックスしたり。。。
ずいぶんそんなわけで飲んでいましたし体重も激増していました。。。
病院では負荷試験というのを受けました。甘い濃いサイダーを飲まされ、30分に一回づつ採血されます。結果、食後しばらくしても血糖は下がらず、診断ではもう糖尿病と言っても良いくらいだとの話でした。
その後もずっとそういう症状をだましだまし続けておりましたが、50歳になってから糖質制限をして、他の症状も改善され、糖尿病の傾向も軽減された気はします。病院に行っても、その症状はほぼ改善されているのが確認できました。年齢ではないんです。疲労や不規則な生活を続けて、その中でビールなど糖質の高いものをどんどん摂取すると、たとえ20代であっても、糖尿の危機にさらされるのです。若い方々にも是非お気をつけて頂きたいと思います。